乱読本立

ジャンルを問わない読んだ本の備忘録。5年後読み返して面白かったらいいなと思う。

昭和元禄落語心中 読了 +α

読みたいから大人買い、を出来る人生でよかったと思う。だから積ん読が増えるんだけれど。 『昭和元禄落語心中』全10巻 読了 連載が始まった当初も、アニメ化の時も気になっていたけれど、タイミングが合わず、実写ドラマ化を家族が観ていて、やっと手を出し…

今日読んだ本『大家さんと僕』『ロストワールド』

『大家さんと僕』矢部太郎 新潮社 父が買ってきたものが回ってきた。気になっていたので、有り難く読ませてもらった。 大家さんが可愛らしい。ほっこり、より切なさを感じるのは大家さんの訃報を知っているからか。矢部さんといえば私の中でバッグクロージャ…

友人のカフェで読んだ本

『わすれられないおくりもの』 作・絵:スーザン・バーレイ訳:小川 仁央出版社:評論社 『おじいちゃんのところ』 著者 ヘレン・V. グリフィス翻訳 あきのしょういちろうイラスト ジェームズスティーブンソン出版社 童話館出版 『クリーナおばさんとカミナ…

『銀木犀』長野まゆみ

『銀木犀』 長野まゆみ著、河出書房の文庫版。 この本をなんとなく遠ざけてきた理由は明白だった。私はとある動物の恐怖症で、その中でも最も苦手な姿で状態が出て来るのだ。 長野まゆみ初期の本をいくつか読んでいればすぐに察しがつくだろうし、私は恐怖症…

『火の鳥』黎明編 未来編 ヤマト編 宇宙編 復活編 羽衣編 望郷編 乱世編 生命編 異形編 太陽編

『火の鳥』 著者:手塚治虫 鳳凰編、エジプト・ローマ・ギリシャ・漫画少年版黎明編を残すのみになった。 何しろほぼ一気にガツガツと読んだので、再読したら見落としに気づくのだろう。 黎明編、乱世編、太陽編が私の中で強烈だった。タイトルに表記した順…

「身毒丸」「草迷宮」岸田理生戯曲集

「身毒丸」「草迷宮」岸田理生戯曲集 著者:岸田理生 発行:劇書房 発売:構想社 当時話題になった蜷川幸雄の舞台『身毒丸』の戯曲はこれなのだと、後書きで知った。 今、私の中で数年前からちょっとした舞台(戯曲)ブームが起こっている。 物語としては余…

ここ数日で読んだ本たち

『名探偵カッレくん』 『名探偵カッレくんとスパイ団』 こちらでカッレくんシリーズは読了となる。どのお話もカッレくんの魅力と、カッレくんたち子供を見守る大人たちが素晴らしい。スパイ団ではエーヴェ・ロッタが子供から娘らしくなってゆく予兆を感じて…

『メトロポリス』

手塚治虫漫画全集 44 『メトロポリス』 発行 講談社 1979年1月20日第1刷 先日アニメ映画『メトロポリス』を観て、原作を読んでみようと思って借りた。 ストーリーがわかりやすいようで、わかりにくい。映画を先に見た弊害かもしれない。 漫画のミッチイの吹…

『キング誕生』

今日読んだ本 『キング誕生 池袋ウエストゲートパーク青春篇』 著者 石田衣良 発行 文藝春秋 ずっと読んでいる池袋ウエストゲートパークシリーズの外伝的な書き下ろし文庫本。ドラマで知って、原作である当シリーズを読み石田衣良に嵌ったクチで、読み始めた…

ひとまず今年読んだ本たち

冬のうちはあまり本を読めなかったが、『もう牛を食べても安全か』は圧巻だった。小学生の私に衝撃を与えた『生物と無生物のあいだ』の著者、福岡伸一の本だ。民俗学の本を去年貪り読んでいた流れからになる。民俗学に知的好奇心を刺激される。芸能の民俗学…

『名探偵カッレくん』

今日読んだ本 「名探偵カッレくん」岩波少年文庫 A.リンドグレーン 作 尾崎義 訳 カッレくんシリーズの第1巻。 親友のお薦めが2巻の「カッレくんの冒険」だったので先にそちらを読んで、先日この「名探偵カッレくん」と3巻で最終巻になる「名探偵カッレくん…

記憶の本棚/今日読んだ本

最近、昔読んだ本を沢山読み返している。 親友を構築した本を、借りて読んでいる。 人からお薦めされる本も読むし、本屋で、図書館で、手にしたいと思う本が次々とあらわれる。読みたい本は増える一方だ。 これを記録しないのは勿体ない。5年後に見返したら…