友人のカフェで読んだ本
『わすれられないおくりもの』
作・絵:スーザン・バーレイ
訳:小川 仁央
出版社:評論社
『おじいちゃんのところ』
著者 ヘレン・V. グリフィス
翻訳 あきのしょういちろう
イラスト ジェームズスティーブンソン
出版社 童話館出版
『クリーナおばさんとカミナリおばさん』
著者 西内ミナミ
出版社 福音館書店
姪たちに薦めたいから、子供の頃読んで好きだった本を教えてくれと友人であるカフェの店主に強請ったら、数冊読んだ時の感想やエピソードを添えてテーブルに置いてくれた。(彼女のカフェは本がやや素っ気なくも沢山ある)その中から読めたもの3冊。読めなかったものはタイトルをメモした。
『わすれられないおくりもの』はかつて読んだ事があったが、その事を長らく忘れていた。死と、残された側の心情が穏やかに、しかりハッキリ描かれていて他者(自分以外の)死への不安を漠然と抱いた時、一助となりそう。
『おじいちゃんのところ』は初見。いかにも海外(アメリカン!)の児童書だなぁと随所に感じながら読み進めたが、おじいちゃんのキャラクターがとても素敵だった。そしてどういう経緯でかかれた本なのか少々気になっている。
『クリーナーおばさんとカミナリおばさん』流石福音館書店!という親しんできた空気感。おばさんとおばさん?とタイトルへの疑問はフックなのだろうか。ちょっぴりシニカルで、現実におけるファンタジーという救いを感じた。